眼についてヒトの日常生活に必要な情報の約80%以上は眼から取り込まれており、生活のために重要な器官である。眼は眼球とそれに付随する視神経組織から形成されている。眼球は頭がい骨の眼窩の中に脂肪に包まれ存在しており、角膜と強膜で構成される球形に近い眼球壁につつまれている。眼球壁は3層の膜(外膜、中膜、内膜)に包まれその内側に水晶体と硝子体、虹彩がある。眼房水について眼房水は眼の栄養液であるとともに、眼...
感覚器系記事一覧
耳(概要)耳は、聴覚や平衡感覚などに関与する器官であり外耳、中耳、内耳に区分される。外耳と中耳は聴覚を担い、内耳は聴覚と平衡感覚を担う。外耳について一般には耳とよばれる部位であり耳介と外耳道からなる。耳介は音を集める働きを担い、その音は外耳道で増強される。その他、外耳と中耳の間には鼓膜が存在する。中耳について中耳は鼓室という広い腔所とこの鼓室を咽頭に連絡する耳管からなる。鼓室には耳小骨(ツチ骨、キ...
鼻鼻は外鼻と鼻腔に分けられる。外鼻と鼻腔は鼻中隔により左右に分けられる。外鼻孔は外界と通じ後鼻孔により咽頭に通じている。鼻腔の最上部に存在する嗅粘膜には嗅細胞が存在しにおい物質を感じ取っている。副鼻腔副鼻腔は上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形骨洞の4対からなる。空気をいれる空洞であり、吸い込んだ空気の湿度の調整や温度の調整の他、声を共鳴するための働きもしている。舌味蕾が存在する。味蕾は味覚の受容器として...