★消化器系の器官は消化管と消化腺に分けられる消化管としては口腔、咽頭、食道、胃、小腸（十二指腸、空腸、回腸）、大腸、肛門 が列挙される。消化腺としては唾液腺、肝臓、胆嚢、膵臓が列挙される。★消化には化学的消化と機械的消化がある化学的消化では消火腺から分泌される消化液に含まれる消化酵素の働きにより飲食物を分解する。また機械的消化においては口腔における咀嚼、消化管の運動などによって消化管の内容物を細か...
消化器系記事一覧
消化器系の臓器口腔から肛門までの消化管（食道、胃、小腸、大腸等）＋肝臓、胆嚢、膵臓消化管の空洞面と内面消化管の空洞面は上皮細胞で覆われており、内面は粘膜、筋膜、外膜（漿膜）の３層で構成されている。消化管の役割蠕動運動と消化酵素類の分泌により食物を消化し栄養分を吸収しやすくする。また食物の取り込みや消化・吸収の他、不要物の排泄も担っている。消化器系機能と自律神経系消化器系機能は、ほとんどが自律神経系...
口腔について口腔は消化管の始まり部分であり、食物の咀嚼が行われる。また、その構造は粘膜で覆われており口腔粘膜表面の重層扁平上皮に存在するいくつかの粘膜腺からは1日あたり1.0〜1.5Lの唾液が分泌されている。唾液腺について★漿液腺と粘液腺の区別漿液腺 水状の唾液を分泌（イメージはさらっとしている）副交感神経刺激で大量分泌粘液腺 粘液性の唾液を分泌（イメージはネバネバしている）交感神経刺激で少量分泌...
胃胃は、噴門、胃底部、胃体部、幽門前庭部、幽門に分けられる。噴門は食道から続く部位であり、幽門は胃から十二指腸に続く部位である。