オイグルコン、ダオニール(グリベンクラミド)
グリベンクラミドの特徴について
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グリベンクラミドは、最も強力なSU薬の1つです。投与後速やかにインスリンの分泌を促進し、血糖値を下げることができます。インスリンの代わりにはならないので、インスリンが全く分泌されない1型糖尿病(インスリン依存性糖尿病)には効果がない。
作用時間が12〜24時間であるのに対し、半減期は2.7時間である。安定した吸収と代謝は好ましい特性である。第二世代のSU剤に分類される。
しかし、SU剤は血糖値を下げる力が強力な反面、副作用が出やすい。つまり、血糖値を下げすぎると低血糖になる可能性があるのです。
低血糖が起こると、だるさや倦怠感から始まり、震えや顔面蒼白などの症状が現れます。重症化するとけいれんや昏睡に至ることもあるので、低血糖の症状が出たら、早く糖分を摂って血糖値を上げることが大切です。
低血糖症とは・・・。脱力感、震え、寒気、動悸、冷や汗、強い空腹感、頭痛、不安、吐き気、目のチカチカ、イライラ、眠気、ぼーっとする。さらにひどくなると、異常行動、けいれん、昏睡(意識喪失)。