消化器系の構成と自律神経による調節

消化器系の臓器
口腔から肛門までの消化管(食道、胃、小腸、大腸等)+肝臓胆嚢膵臓

 

消化管の空洞面と内面

消化管の空洞面上皮細胞で覆われており、内面粘膜筋膜外膜(漿膜)3層で構成されている。

 

消化管の役割

蠕動運動消化酵素類の分泌により食物を消化し栄養分を吸収しやすくする。
また食物の取り込みや消化吸収の他、不要物の排泄も担っている。

 

消化器系機能と自律神経系
消化器系機能は、ほとんどが自律神経系(特に副交感神経)に支配されている。
(副交感神経関連)

・エネルギーの産生と貯蔵副交感神経の役割
AChの作用で胃腸運動が促進
胆管平滑筋弛緩による胆汁排出などの消化酵素の分泌促進